お引越して8年間、まったく使うことのなかった和室。「この和室をなんとかしたい」というのがご依頼のきっかけでした。今回は、担当のインテリアコーディネーター（IC)との対談でお届けいたします。
和室が生き返った！
K様：ここに引越して8年くらい、和室は本当に「死に部屋」という感じで（笑）、まったく活用できていなくて。洗濯物をちょっと仮置きするくらいだったかな？洋間にしておけばよかった、と思ったりしました。
IC：マンションの和室って、「使い方が分からない」というご相談とても多いんですよ。
K様：子供がいれば、遊び場所になるかもしれないですけど、うちは二人だし、お客様が泊まりに来ることもないし、和室がもったいないな、と思って。今更、洋間に変えられないし・・・と諦めていて、本当に殺風景でさみしい部屋だったんです。それが、本当に今は生き返って、うれしいです！今はこの部屋を見るのが楽しいです。なんか、見ていて落ち着くし。
色の組合せ、すっごくいい！
IC：以前はダイニングチェアも、ソファ用のテーブルも真っ白だったんですよね？雰囲気変わりましたね。
K様：もともと、マンションのモデルルームをそのまま真似して、真っ白で、すごくモダンだったんです。でも、こっちの方が全然いいです、本当に！この家は、床も明るい木だから、ちょっとナチュラル系の方が合うのかもしれない。
IC：紫のチェアは、3Dでシミュレーションして、「これはいい！」って話になったんですよね？ソファの紫のクッションも、チェアに合わせてオーダーして。
K様：ブルーのクッションが入ると、紫が引き立ちますね。ここから見ると、紫とブルーの組合せ、すっごくよくない？
IC：本当ですね（笑）。
納得いくまで、相談できた
K様：プロに相談できる、っていうのが一番大きかったかもしれない。お店とか自分で見るのは、すごく好きなんですけど、色とか、バランスとか、相談したいんですよ。あと、全然知らないメーカーとか、教えてもらいましたよね？
IC：ローボードも、アートも実際にショールームでご覧になって決めたんですよね？
K様：私、納得いくまで、いろいろ質問したよね？（ソファ前の）茶色のサイドテーブルはいらないかな？重くならないかな？とか。でも、「和室のローボードと色が合うから絶対あった方がいい」って、コーディネーターさんがアドバイスしてくれて。
IC：サイドテーブルは動かせるから、意外と便利ですよね？
K様：そう！夜は、ソファの方で食事するんだけど、大きい方のガラステーブルだけだと小さいから、鍋のときに野菜を置いたりとか、意外と使えるの（笑）！
