心地よい寝室の条件
インテリアコーディネート専門ショップSTYLICSが、インテリア情報をお届けしています。
寒さ本番の季節は、お布団がとっても恋しいもの
しかし、ほんとうに疲れている時に限ってなかなか寝つけない…
ということありませんか?
単純な体の疲れだけなら、お布団の暖かさに包まれるだけで
す~っと眠りに落ちていけるのに
複雑な精神的疲れもプラスされている場合
寝室に入ってもあれこれ気になって、目がさえてしまう…
今回は、そんな方へ
快適な睡眠が取れるお部屋作りのアドバイスをお届けします。
「寝室は、物音がしない方がいい」と思いこんでいる方へ
→→→→→《ミステイク・その1》
静かな眠りをイメージすると無音に近い環境がいいと思いがちですが
でも全く音がないというのも、かえって私たちに不安に・・・
寝室にはほどよい音が必要なのです。
40デシベル以下程度が良いと言われていて
この音量は人のささやき声や夜の住宅街程度の音です。
どうしても静かすぎる部屋であったり
逆に何かの音が気になるのであれば
ラジオなどを流すというのも安眠への第一歩です。
その際は、明け方にその音で逆に目が覚めてしまわないようにタイマーセットは忘れずに!
「深い眠りにつきたいなら、寝室は暗くするべき」とお考えの方へ
→→→→→《ミステイク・その2》
眠る時のお部屋の明るさの好みは人それぞれですが
一般に睡眠に適した光量は、月明かり程度の明るさなのです目安は30ルクス。
(一説には10ルクス以下という説もあります)
30ルクスという明るさは胎児が母親のお腹の中で感じている明るさと同じなのだとか。
また、目をつぶっていても光の刺激は伝わってくるので
その薄明かりを得る場合も直接照明ではなく
フットライトなどの間接照明の方がベター。
実際、ホテルなどでもフットライトが一般的ですよね。
「寒い冬は、部屋の温度はなるべく高めに!」したい方へ
→→→→→《ミステイク・その3》
寝室の温度にも気をつけてください。
外気と室内の温度の差があまりにも激しくなると
体がだるくなったり、自然な体温調節機能が損なわれたりします。
(一般的には7度以上の差があると良くないと言われているようです)
ですので、冬なら18~20度、夏なら25~28度、中間期はその間が目安です。
「寝具は、できるだけ柔らかい方がいい」と思っている方へ
→→→→→《ミステイク・その4》
柔らかすぎる寝具だと、重いところに体圧が偏ってしまいます。
血行がさまたげられ、肩こりや疲労の原因に
無理なく寝返りが打てる快適な硬さと
最高の寝心地を実現するための柔らかさ
が共存している“正反発寝具”を選んで下さいね!
あのヤンキースのゴジラ松井選手も機能性枕を愛用していて
ニューヨークにも持参しているとか…
寒い冬こそ、あたたかくてほっとできる空間を!!
こんなポイントを頭に置きながら
あなたなりの快適な寝室作りにチャレンジしてみませんか?