ベッドが主役!お仕事女子のワンルーム
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
家具選びの優先順位は、お客様のライフスタイル、価値観によって大きく異なります。お仕事が忙しい都心のビジネスパーソンに多くご利用いただくスタイリクスでは、「夜遅くまでお仕事で、平日は寝に帰るだけ」というお客様も多く、とくにベッド、マットレスに大きくご予算をとって、家具選びをされるケースもあります。今回は、ベッド重視の方に人気の高級ベッドブランド「シモンズ」より、おしゃれな女性におすすめしたい上質なワンルームのコーディネートをご紹介します。
一流の寝心地「ダブルクッション」
ベッドは、デザイン性もですが、やはり寝心地。シモンズのベッドは、お好みのデザインのヘッドボードとお好みの寝心地のマットレスを選んで自由に組合せることができます。マットレスは、グレードによって幅広い価格帯から選択が可能です。せっかくシモンズのマットレスをお使いになるのであれば、おすすめしたいのが「ダブルクッション」。上段の「マットレス」だけでなく、下段の「ボックススプリング」も衝撃を吸収して、身体をしっかり支えてくれます。世界中の一流ホテルでも採用されている、本物の寝心地を追求したい方へおすすめのベッドです。
ベッド一点豪華主義のススメ
都会に多い狭いワンルームの場合、ソファもベッドもデスクもテーブルも・・・と家具の点数を増やすと、一つ一つの家具が小さく、しかも、家具の点数が増えた分だけ、一点あたりのご予算が限られます。お手頃価格の小さな家具をたくさん置くと、どうしてもお部屋は雑然とした雰囲気になってしまいます。そんなときは、思い切って家具の点数を減らせば、一点あたりの家具にかけられるご予算がアップし、本当に質のよい家具を選ぶことができるようになります。ベッド・マットレスは、価格によって質が大きく変わるため、まずベッドを優先してお部屋のコーディネートを考えてみるのもおすすめ。ベッドカバーをかければ、ソファ代わりに、睡眠の時間以外のリラックススペースとして活用することもできますよ。
さわやかな朝を迎える、やさしい淡色
ベッドまわりの配色を考えるなら、「よく眠れる色」にするか、「目覚めのいい色」にするか。もし「目覚めのいい朝」を優先するなら、窓から差し込む朝陽が映える、淡く柔らかいトーンでまとめた、やさしいエクリュベージュがおすすめ。エクリュベージュは、人がもっともリラックスできる色の一つです。あえて遮光カーテンはかけず、光が透ける淡い生成りのカーテンから差し込む朝陽を楽しんで。ベッドの足元には、暖かみのある柔らかい素材のラグを敷いておけば、ひんやりした朝も、一日のはじめの一歩を優しく受け止めてくれます。
夜に溶け込む、落ち着きの濃色
夜に落ち着く「眠れる色」を目指すなら、色味は落ち着きのあるダークトーンでまとめたいですね。寒色系のブルーグレーなら、さらに心を鎮静させる効果があるので、ワンルームで寝室と書斎を兼ねている場合にも、おすすめの配色です。寒色系のダークトーンは、一般的には男性的なイメージが強いのですが、曲線美の美しい家具と柔かい質感のベッドリネンがあれば、女性らしい雰囲気に仕上がります。