黒が映える明るいジャパンディリビング

スタイリッシュなのに軽やか。

黒を使ったインテリアは、お部屋を引き締めてくれるうえ、オシャレでモダンな雰囲気を演出できる人気のカラーです。

特に、洗練された大人の空間を目指す方にとっては欠かせない存在かもしれません。しかしその一方で、取り入れ方を間違えると空間全体が重たく見えたり、暗く閉塞的な印象になってしまうという悩みもつきものです。
 
今回ご紹介するお部屋は、そんな黒を主役にしながらも、空間全体を明るく軽やかに仕上げています。

 

暗くならない黒の使い方

まず、ソファにはあえて存在感のある黒を選定。部屋の中で大きな面積を占めるアイテムですが、背を低めに脚は細いデザインにすることで圧迫感を軽減し、空間に抜け感をつくっています。

ダイニングチェアやキッチンの天板、フロアライトのフレームにも黒を取り入れていますが、細い線で取り入れることで、重く見せずにアクセントカラーとして効果的に活用しています。

さらに、チェアの片側をベンチスタイルにすることで視界が抜け、お部屋をより広く、明るく見せる工夫も。

黒以外のカラーは床の色に合わせた明るいカラーで、お部屋全体の明るさを保ちつつ、ナチュラルウッドの床の色となじむことで、全体のトーンを和らげ、黒の持つモダンさを引き立てながらも、温かみある優しい空間に仕上げています。

そして、窓回りには白のバーチカルブラインドを選択。光を取り込みやすく、色も白にすることで光を拡散しやすくしています。

黒を大胆に使いながらも、軽やかで温かみのあるこの空間。スタイリッシュで引き締まった空間に憧れるけれど、日々の生活は心地よく過ごしたい。そんな方にぴったりのコーディネートです。