収納できる「壁」のあるリビング
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
「物が多くて片付かない」というお悩み、ありますよね?とくにお子様がいらっしゃるご家庭では、おもちゃとか、本とか、どうしても物が多くなってしまいます。そんなとき、頼れるのが壁面収納です。「壁面収納ってオーダーメイドでしょ?」―いえいえ、ほとんどのパーツは既製品で、天井の高さ、壁の長さにあわせて、ほんの一部のパーツだけ特注すれば、まるでオーダーメイドみたいに、壁にぴったりとはまる壁面収納が実現します。スタイリクスで人気のパモウナの壁面収納家具をご紹介します。
極限までフラットでシンプル
取っ手などの余計なでっぱりを感じされないフラットな表面。まるで壁そのもののように、家具としての存在を感じさせないから、圧迫感がありません。統一されたモジュールで家具の高さを揃えているので、複数のユニットを組み合わせているのに、まるで境界の無い一体化した壁のよう。部分的にオープンな棚をつくれば、ディスプレイコーナーとして楽しむこともできます。物がどうしても多くなってしまうけど、極力物を置きたくない、そんなわがままを叶えてくれる、心強い存在です。
ごちゃつきがちな配線もすっきり
同じ壁面収納家具のこちらは、ホワイト。パールホワイトといって、キラキラしたパールのような粒子が感じられる、光沢のある表面は、高級感が感じられます。とくにお部屋を広く感じさせたいなら、壁の色と同じホワイトを選べば間違いありません。この壁面収納には、パソコンデスクが含まれていますが、さてどこでしょう?
パソコンデスク、見えますか?
右端の棚にはプリンターが収納されていて、さらにキャスター付の椅子まで隠れていました。リビングでは、みんなテレビの方を向いて座ることが多いですよね?だから、テレビと同じ向きにデスクとチェアを置くと、とても目につきます。でも、デスクが置けるのは、テレビと同じ並びしかない、ということもよくあります。使わないときはすっきり見えるこんなデスク&チェアなら、テレビの横にあっても問題なし。しかも、ルーター、プリンター、パソコンの配線まで考慮されたつくりになっています。至れり尽くせりです。