見せる収納で楽しむカントリー・リビング
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
すっきりと片付いたお部屋にもあこがれはあるけれど、子育て中でお忙しいときには、必要なものがさっと取り出せるほうが便利、という方も多いのでは?そこで、あえて生活雑貨を見せることで、その人らしい部屋が完成するカントリースタイルのインテリアを、今回は、パイン材のハンドメイド家具がお手頃価格で手に入る「mam(マム)」から、ご紹介します。
“見せられる”収納
よく使うミトンやキッチンタオルは、壁掛けにして。近所のお買い物用カゴバッグは、カウンター上に無造作に置いて。実用的な生活雑貨が、そのままインテリアの一部になっています。だからこそ、キッチンタオル1枚とっても、ちゃんと選びたいですね。ここではカウンターに付属したファブリックのカーテンと、左端にかけたチェック柄のキッチンタオルを色合わせ。家電もデザイン性の高いものをチョイス。”見せられるもの”を選べば、自信を持って”見せる収納”にトライできますよ。
さりげなく仕切る
壁付のI型キッチンをカウンターキッチン風にレイアウトできる、カウンターテーブル。さりげなくキッチンを隠しながら、食器棚タイプのキッチンカウンターよりも、視線が抜けるので圧迫感がなく、小さなダイニングキッチンにもおすすめです。足もとの棚にカゴを置けば、ちょっとしたものなら収納できます。”見せる収納”が基本のカントリースタイルでは、カゴとファブリックは必須。見せたくないものは、蓋付きのカゴに入れたり、さりげなく、ファブリックを掛けて目隠ししたりとあちこちで活躍してくれます。
タテにまとめる
ちょっとしたPC作業や書き物など、あると便利なデスク。デスクまわりで使うものは、デスクまわりに収納したいもの。このデスクは、引き出しに加えて、上と下に棚があるので、本、文房具、プリンターまでタテにまとめて収納できて、床の面積はデスク1個分と省スペース。上の棚には、お気に入りの雑貨を飾って。下の棚には、プリンターを置くなら、使わないときは、綿か麻などのファブリックをさらっとかけておくと、カントリーな雰囲気を崩しません。