木肘ソファでつくるカリモク的リビング
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
有名家具ブランド「カリモク」。そくにソファが人気のブランドです。中でも、木肘タイプのソファのデザインが豊富です。レトロな雰囲気のタイプから、北欧モダンよりのすっきりとしたデザインまで、カリモクの木肘ソファのコーディネートをご紹介します。
ミッドセンチュリーなおうちカフェ
カリモクといえば、木肘のレトロなソファを思い浮かべる方も多いのでは?カフェっぽいインテリアがつくれて、価格もカリモクとしては、とてもお手頃。張地も合皮なので、お手入れがしやすい、と三拍子も四拍子も揃ったソファ。ミッドセンチュリーな雰囲気のネルソン・クロックとのコーディネートでミッドセンチュリーのレトロな気分を盛り上げて、さらにグリーンのラグと観葉植物でナチュラルな雰囲気をプラスすれば、カフェよりくつろげるおうちカフェの完成です。
テーパーレッグが北欧モダン
同じグリーンの木肘ソファを主役にしたコーディネートでも、こちらは、ソファ、テーブル、テレビ台の脚の細さが目を引きます。丸い先細のテーパーレッグは、北欧インテリアの典型的なデザイン。これを、繰り返し使用することで、ちゃんと色だけでなく、形も合わせていることを感じさせます。レトロな雰囲気も残しながら、脚のシャープさと、テレビ台前面やソファの凹凸が少ない、すっきりとしたデザインはモダンな印象です。モノトーンのクッションやラグ、小物をスタイリングすることで、モダンな印象をさらに際立たせています。
片肘1Pソファでつくる“ふたり席”
こちらも、背もたれからアームへなめらかに流れる曲線が、北欧的なデザインのソファ。でも、ちょっと個性的なのは、それぞれ右肘だけ、左肘だけの片肘ソファなんです。2台の片肘1Pソファの間には小さめのテーブルを配置。ソファの使い方って、お客様によって実は様々で、ゴロ寝したい方もいれば、ちゃんと座っている方が落ち着くという方もいらっしゃるんです。ちゃんと座って、お気に入りのコーヒーを飲みながら、映画でもゆっくり観たいな、という方にはおすすめのコーディネートです。