プロのインテリアコーディネーターが作る二人暮らしに最適なお部屋とは?
レイアウトやサイズ選びで気をつけたいポイントやコツを様々な間取やスタイルの画像で解説。きっとあなたの好みがみつかるはず!ぜひ参考にしてみてください。
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二人暮らしの部屋の作り方
1.共通点がある場合
2.方向性が全く異なる場合
3.長い期間を想定して二人暮らしのレイアウト
1.ワンルームの場合
2.1DK・1LDKの場合
3.2DK・2LDKの場合いろんなお部屋を見たい! 困ったときはプロに相談
二人暮らしの部屋の作り方
二人暮らしの場合、インテリアコーディネートにおいて難しい問題が出てきます。それは、二人の「インテリアに対する考え方の違い」です。それぞれ一人暮らしの時には自分の個性を思い切りだして何も問題がなかったのですが、2人が同じお部屋で生活するとなるとそうもいきません。ここでは、そんな時に解決するための工夫をご紹介していきます。
<1.共通点がある場合>
比較的近いスタイルのコンセプトを持つお二人なら、共通点から固めていき、そこを起点に調和がとれるようなカラーや素材・柄選びをするのが最も確実なアプローチ。北欧・モダン・ナチュラル・ブルックリンスタイル・・・など理想のスタイルについて一緒に話し合うのもおすすめです。
<2.方向性が全く異なる場合>
全く方向性の異なるスタイルをイメージしている場合は、折衷案にすると中途半端になってしまうのでお互いに不満を抱えてしまう可能性が高いです。そのため、家全体で考えるのではなく、リビング・寝室・キッチンなどの部屋ごとに区切ってお部屋をつくるのがおすすめです。リビングは落ち着いたモダンスタイル、和室はナチュラルな和モダン×北欧風に。隣り合う部屋が別々のテイストでも、それぞれのお部屋に統一感があるので違和感がありません。
<3.長い期間を想定して>
二人で暮らす時間は数年だけではない場合も多いかと思います。そんな時は目の前の期間だけでなく、もう少し長い目で見てみてはいかがでしょうか。お互いの好きなインテリアを数年ごとに試してみるのも、新たな発見があって楽しいですね。棚やラックの上に小物や観葉植物を置いてみると、簡単にお部屋の雰囲気を変えて見せることができます。
二人暮らしのレイアウト
ワンルーム・1DK・1LDK・2DK・2LDKなどの二人暮らしの間取り。どのような配置にすればスペースや動線を確保でき、快適なお部屋になるのか迷うこともあるかと思います。<1.ワンルームの場合>
ワンルームの場合の重要なポイントは、家具の数を増やしすぎないこと。ソファはの代わりにビーズクッションを置いたり、キッチンカウンターがある場合はカウンターチェアを置いてダイニング替わりに使うことで、お部屋が広く使えます。<2.1DK・1LDKの場合>
1DK・1LDKの場合は、ワンルームとは違いワンルームと違い使いたい家具を置けるようになりますが、広さが40㎡~60㎡と限られた空間の場合が多いので、レイアウトの工夫はより重要になります。*ダイニングゾーン*
2人の生活動線を意識して配置を決めましょう。一人の時は、ダイニングテーブルのサイズに加えて椅子を引くスペースさえ確保すれば良いですが、二人の時は後を人が通る場合、ダイニングチェアの後に追加で50cm~60cmスペースを確保する必要があります。
間取の形状として、その余裕が取れない場合は、テーブルを壁に寄せる、対面に座らず直角に座る、など家具の配置だけでなく、暮らし方も工夫して対応を考えてみましょう。
*リビングゾーン*
間取の形状やLDの広さ、ライフスタイルによって、ソファの位置が変わってきます。
LDが広い場合やダイニングからもテレビを見たいという場合は、ソファの背をダイニング側に向けて、空間を意図的に区切って使ったり、ソファ越しにテレビを見られるようにするというレイアウトが考えられます。
逆にLDが狭く、空間を広く見せたい場合は、ダイニング側からリビングエリアにアクセスしやすくオープンな配置にします。カウチソファを置く場合には、脚を伸ばせる側はダイニング側とは反対になるものを選びましょう。ダイニングとリビングにつながりができるため、別々の場所で座っていてもお互いの気配が感じられます。
*寝室*
一人の場合と違い、二人の場合は、ベッドに対して二か所アクセスできるようにしておくことが必要です。
ダブルベッドの長い方を壁付けにしてしまうようなレイアウトは避け、ダブルベッドの場合は両側から、シングル2台の場合もそれぞれ1か所ずつ横からアクセスできるようにします。
ダブルベッドにするかシングルベッド2台にするか迷っている場合、広さと予算に余裕があれば、シングル2台の方が
お互いが寝返りを打っても振動が伝わらず、快適に眠りにつくことができます。ダブルベッドになる場合は、振動が伝わりにくいポケットコイルのマットレスにしましょう。
<3.2DK・2LDKの場合>
2DK・2LDKの場合も、レイアウトの工夫は基本的には1DK・1LDKの場合と同じですが、LDと隣接している部屋が間仕切りで仕切られている場合には、間仕切りを開けて、2部屋を1部屋として広く使うことができます。*ダイニング・リビングゾーン*
隣り合った2部屋を1部屋として使う場合には、家具の配置が非常に重要になってきます。LDに隣接した部屋の広さが十分にある場合には、下の画像のように、LD部分をダイニングゾーン、隣接した部屋をリビングゾーンとして使うことが出来ます。
ダイニングテーブルはLDの真ん中に配置することで、お客様が複数いらしたときにも動線が確保でき、チェアにアクセスしやすくなります。リビングゾーンのソファとテレビの視聴距離は、薄型テレビの場合、最低でも140cm取れるように配置しましょう。
LDに隣接した部屋がコンパクトな場合には場合には、下の画像のように、部屋をまたいでソファを配置するのがおすすめです。LDだけにダイニングゾーン・リビングゾーンをまとめるよりも、お部屋をかなりゆったり使うことができ、視覚的にもよりくつろげる空間になります。
ソファの後ろのスペースは、デスクや本棚を置いたり、ピアノなど趣味の楽器を置くなどして有効活用しましょう。
将来的にお子様がが生まれたときには、LDに隣接した部屋をお子様の遊びスペースに変えられるといったように、ライフスタイルに合わせて柔軟に対応できるのも2DK・2LDKの特徴です。
空間としては、観葉植物を飾れるくらいスペースに余裕があるのが理想的です。ベッド下収納や壁面収納などを活用すると空間をすっきりと使えます。
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リビング・LDなどの間取りやおしゃれな部屋などテイスト別にも検索できます。
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